くうと徒然なるままに

モバイルアプリを作りながらバックエンドも作っています。

日本初の Apple Vision Pro ハッカソンを開催した、振り返りと次のステップへ

3月21日-3月22日にかけて Apple Vision Proハッカソン を開催しました。
こちらのイベントは、確認しうる限り日本で初めての試みになります。
最終的に55人の方に参加いただき、14チームが週末を使って Apple Vision Pro で動くアプリを開発しました。

melting-hack.connpass.com

木曜日を環境構築Day、金曜日の夜がチームビルティングデー、土日で開発!といったスケジュールでした。

既に Apple Vision Pro を持っている人だけではなく、初めて触る人をなるべく招待して何か新しい風を吹かせられたらと考えていました。
また、エンジニアだけではなくデザイナーやその他多様な職種・属性の人を集めれるように工夫しました。
誰でも参加できるように、運営陣の方で Apple Vision Pro を1チーム1台は貸し出しできるように調整しました。

日本初開催への意気込み

2024年2月2日 に Apple Vision Pro が米国にて販売開始された時から動き始めていました。 「日本で販売開始されたら、Apple Vision Pro を用いたハッカソンを開催したい」と。

Apple Vision Pro を持っている人だけが楽しめるハッカソンではなく、持ってない人でも自由に開発できる形態にする構想は初期から持っていました。
もし、Apple Vision Pro を持っている人だけで良いならば、日本での発売後すぐに開催していたでしょう。

www.apple.com

日本最速開催を目指すためには、各所に調整とご協力いただきました。 ありがとうございます。

Apple Vision Pro 日本発売を見込んだハッカソン企画と急な変更

WWDC 2024 までに Apple Vision Pro が発売されることを見越しつつハッカソン企画を事前に計画していました。
もし、発売されたら Apple Vision Pro ハッカソン・発売されなかったらAR技術に慣れ親しむために ARKit を活用した1 day ハッカソンを開催しようと。
今から見返すとハッカソン運営ノウハウを得つつ、ARKitの知見を得る貴重な機会になりました。

melting-hack.connpass.com

運営陣の組織化

ある程度の規模のハッカソンを開催するには、運営陣の構築が欠かせません。
受付や諸々のタスクを円滑に処理する必要があります。

カンファレンスで知り合った人などで興味あるそうな人をLINEグループに招待して連絡してました。(本当はSlack がいいけど、有料プラン払えるほどのお金は...).
55名程度の参加の場合は、10名の運営がちょうど良さそうなバランスでした。 運営はいくらいても問題ないですし。

今後について

参加者アンケート、懇親会でのフィードバック(ネガティブフィードバック含む) 、 運営協力していただいた方々からのフィードバック等々ありがとうございました。
参加者の満足度が非常に高かったのは、純粋に嬉しかったです。

参加者アンケートをGeminiに処理させた内容を一部載せます。

今後も、新しい何かが出てきたら それを題材にしたハッカソンを開催していきます ❤️‍🔥