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概要説明
Windows Device Portal は ブラウザからWindows の搭載された端末の様子を見たいなー、とか アプリをリモートでインストールしたいなーって時に使います。 以下のスクリーンショットは Windows 10 Desktop の Windows Device Portal をウェブブラウザで開いているものです。
Windows 10 IoT Core や Hololens を使ったことがある人は、使ったことがあるかもしれません。
説明
Windows Device Portal は、Windows 10 IoT Core に最初に搭載されました。そのあと、Desktop, Mobile, Xbox, Hololens と様々な端末に搭載されていきました。
Windows Device Portal は ネットワーク・USB を通し、Windows 10 の搭載されたデバイスの構成と管理を行えます。例えば、トラブルシューティングやデバイスのパフォーマンス状況を表示・取得することができます。
個人的な意見ですが、Windows Device Portal を一言でいうと、WIndows 10 の動いている端末上で動いている Webサーバーだと思います。同じネットワークに繋がっている端末からデバイスにWebブラウザでアクセスして開くことができるからそう思います。 Windows Device Portal が動いている端末にWebブラウザが搭載されている場合は、自分の Device Portal を自分のデバイスで開くこともできます。 また、内部を見ていくとWindows Device Portal は REST API で構成されています。 REST API を使うことでも様々な情報にアクセスしたり、制御したりすることができます。
Device Portal を利用するための簡単な説明をします。
- 開発者モードを有効にします。Desktop, Mobile, Xbox ではさらに設定から有効にする必要があります。
- 接続されるデバイスと接続したいデバイスをローカルネットワークもしくは、USBで接続します。
- 指定されたアドレスに指定されたポート番号でアクセスしてください 以下は、MSDN (https://msdn.microsoft.com/en-us/windows/uwp/debug-test-perf/device-portal) から引用してきたDevice family と それぞれで使われるポートの一覧です。
Device family | On by default? | HTTP | HTTPS | USB |
---|---|---|---|---|
HoloLens | Yes, in Dev Mode | 80 (default) | 443 (default) | http://127.0.0.1:10080 |
IoT | Yes, in Dev Mode | 8080 | Enable via regkey | N/A |
Xbox | Enable inside Dev Mode | Disabled | 11443 | N/A |
Desktop | Enable inside Dev Mode | 50080*1 | 50043*2 | N/A |
Phone | Enable inside Dev Mode | 80 | 443 | http://127.0.0.1:10080 |
全てのデバイスファミリーで少しづつ繋げるポート等が違うので大変そうですね。。。